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『荒川強啓 デイ・キャッチ』 「聴く夕刊」から「話せる夕刊」へ

Amazonより
『ケトルVOL.39』 著:ジェーン・スー、中澤有美子、久米宏、伊藤弘、伊集院光、南部広美、南馬越一義、堀井…ほか

1995年4月に「聴く夕刊」をコンセプトにスタートしたニュース情報番組『荒川強啓 デイ・キャッチ!』(TBSラジオ)。ニュースをただ聴くだけでは終わらせない『デイ・キャッチ』の魅力は何なのでしょうか。

その日のさまざまなニュースを伝え続け、今年23年目に突入した『デイ・キャッチ!』。パーソナリティの荒川強啓さんによる安定感あるトーク、そして「デイキャッチャー」と呼ばれる曜日ごとのコメンテーターによる解説に定評がありますが、強啓さんは同番組を「ニュース番組ではなく、あくまでニュースの情報番組」と説明します。その理由は「世の中の問題に対して“正しい答え”を伝える番組ではない」から。これに頷くのは、金曜デイキャッチャーの宮台真司さんです。

「ニュース番組は物事に対してひとつの視点しか伝えない。しかし『デイ・キャッチ!』が凡百の類似番組と違うのは、物事には多面的な見方があると伝えているところ。これは暴露で勝負しないということでもあります。確かに暴露はウケるかもしれない。でもそれは結局、メディアの言うことを鵜呑みにするリスナーを育ててしまうのです」

デイキャッチャーはそれぞれ個性あふれるコメンテーターだけに、同じテーマを扱っても曜日ごとに違う意見が出ることが珍しくありません。しかし、だからこそ視点が変われば、ニュースの解釈もまた変わるのだということを教えてくれます。

「僕はリスナーが番組に触発されて、そのニュースのことを誰かに話したくなってほしい」と強啓さん。そのためにはニュースそのものだけでなく、世の中を見渡す視点も一緒に伝えていく。そのことにより、「デイ・キャッチ!」はニュースを聴くだけでは終わらない、聴いたことを話したくなる情報番組として支持されているのです。

『荒川強啓 デイ・キャッチ!』
出演者:荒川強啓、片桐千晶、青木理、小西克哉、近藤勝重、山田五郎、宮台真司ほか
放送開始:1995年4月10日
放送時間:月曜~金曜 15:30~17:46

◆ケトル VOL.39(2017年10月16日発売)

※このページの画像はサイトのスクリーンショットです

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