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音楽

雨のパレード・福永浩平 「僕らがみんなの居場所を作っていけたら」

Amazonより
『クイック・ジャパンvol.135』 著:欅坂46

2016年3月にメジャーデビューアルバム『New generation』を発表したロックバンド「雨のパレード」の通算3枚目のアルバムが3月に発売される。2013年のバンド結成以来、サンプリングパッドやアナログシンセを導入するなど、既存のロックバンドとは異なるアプローチを続けてきた彼らは、どこを目指しているのか? 2017年12月25日発売の『クイック・ジャパン』vol.135で、ボーカルの福永浩平はこう語っている。

「学生のころからずっと日本の安易な4つ打ちロックにすごくストレスを抱えていたんです。同世代にもそう感じるバンドが多かったというか、カウンター精神を持っていて、自分たちのやりたいことをやって勝つみたいに考えてる人が多いと思っていて。自分たちの場合は、FKAツイッグスのバックバンドがみんなSPD-SX(サンプリングパッド)を叩いてるのがすごくセンセーショナルで、こういうかたちで新世代を引っ張りたいと思ったんです」

そんな雨のパレードを語るうえで非常に重要な楽曲が、インディーズ時代に発表され、『New generation』にも再録された「new place」だ。ディレイのかかったベースのタッピングで始まるこの曲は、サウンド面の方向性を見出した曲であり、福永が聴き手を意識して歌詞を書くきっかけとなった曲。自らも精神的に苦しんで、不登校だった時期もあるという福永はこう語る。

「聴き手になにを伝えたいかを考えたときに、僕らがみんなの居場所を作っていけたらいいなって思ったんですよね。“人には言えないいかれた過去を ここまで隠して生きてきたんだ だけどここではどうでもいいみたい”って歌っているように、僕もいろいろありましたけど、地元で仲間ができて、その人たちと集まる場所が僕にとっての“new place”だったので、僕らの音楽でみんなの居場所を作れたらなって」

2017年はセカンド・アルバムを発表し、8月には「Shoes」がTVドラマ『下北沢ダイハード』のエンディングテーマに採用。3月に発売されるニューアルバムについて、福永は、

「俺らにしかできないことってなんだろう?っていうのはすごく考えてますね。ただ、やっと肩の力が抜けてきた感じもするので、次も面白いアルバムができると思いますよ」

と、語っており、旧態依然とした日本の音楽シーンに“雨パレ”が喝を入れてくれそうだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.135(2017年12月25日発売/太田出版)

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