『クイック・ジャパン』vol.136(太田出版)
『クイック・ジャパン』vol.136(太田出版)
お笑いとバラエティ

千鳥ノブの必殺ツッコミ「クセがすごい」はどうやって生まれた?

Amazonより
『クイック・ジャパンvol.136』 千鳥

現在バラエティ番組で引っ張りだこのお笑いコンビ「千鳥」が結成されたのは2000年のこと。デビュー数年目からM-1決勝に何度も出場したものの、なかなか全国区にならなかった千鳥は、どうやってブレイクのきっかけを掴んだのか? 2018年2月24日発売の『クイック・ジャパン』vol.136で、ノブはこのように語っている。

「12、3年前かなぁ、テレ東の極楽(とんぼ)さんの番組で、若手ネタバトルがあって、大阪から行って1分ネタやったんですけど、もちろんめっちゃスベって。しかも下ネタで。でもその帰り際に宮川大輔さんが『めちゃくちゃおもろかったわー。お前らなんていうコンビや?』って声かけてくれたんですよ。

で、ある日僕らに『満天☆青空レストラン』(日本テレビ)の仕事が入った。僕ら一生懸命爽やかなリアクションをしようと思ってたら、大輔さんが『もうそんなんいらん』って。オープニングから『シンプルに口が臭いっていうボケやってくれ』って。スポンサーがお酒をつくるメーカーさんだったので『あかんやろ……』って思いながらもやったらスタッフさんめっちゃ笑ってくれて」

番組ではその部分はカットされたものの、その中のスタッフが『笑神様』(日本テレビ)の担当になり、千鳥は『笑神様』に出演。そこで司会の内村光良が「おもしれーな」と笑ってくれたことで自信を掴んだのだそうだ。そんな彼らを代表するフレーズといえば、「クセがすごい」だが、これはどうやって生まれたのか?

「(漫才で)大悟が変な歌い方するのに対して『アレンジ強いな』なのか『いきったミュージシャンか!』なのか……なんか新しいツッコミないかなって考えてて『いや、クセすごいな!』って言ったら大悟がめっちゃ笑ったんす。

そや『クセすごい』ってなかったなと思って。『クセが強い』はあっても『クセがすごい』ってそういやないな、これいいなと思って。日本人の性格に合ってるというか。日本人って真面目で、基本外さないけど、最近『あえて』外してくる人多いじゃないですか。本筋があっての外しだから、『強い』じゃなくて『すごい』なんかな」

「クセがすごい」は、『アメトーーク!』(テレビ朝日)で番組の流行語大賞に選ばれるなど、ブレイク中の彼らを象徴するフレーズ。しかし最近では、劇場で「クセがすごい」と言うと、「きゃーでたー!」と、笑いではなく拍手が沸いてしまい、「めっちゃくちゃ照れてる」そうだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.136(2018年2月24日発売/太田出版)

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