思わず笑顔になる「ゆる鉄」ワールド全開 「中井精也鉄道写真展」

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4月7日(土)より、「1日1鉄!」「ゆる鉄」など、鉄道写真の新たな地平を切り拓いた写真家・中井精也の展覧会『中井精也 鉄道写真展 笑顔あふれる「ゆる鉄」ワールド』が、神奈川県川崎市の川崎市市民ミュージアムで開催される。

中井は、鉄道の車両だけにこだわらず、鉄道にかかわるすべてのものを被写体にした「ゆる鉄(=ゆるい鉄道写真)」というジャンルを生み出した写真家。2004年春からは、毎日1枚必ず鉄道写真を撮影するブログ「1日1鉄!」を継続中の中井は、NHK BSプレミアム「中井精也のてつたび!」をはじめとしてテレビ出演も多く、広告、雑誌写真、講演など、幅広く活動している。

展覧会の会場には、中井がライフワークとして公開してきた「1日1鉄!」の4000点以上の作品の中から特に人気の高い150点をピックアップ。鉄道ファン以外でも楽しめる、中井ならではの視点で切り取った作品が紹介される。さらに、東日本大震災で大きな被害に遭った三陸鉄道を3年間通って撮影した「夢と希望の三陸鉄道」からは約50点を紹介。また、特別展示として、東急田園都市線の溝の口~長津田間開業50周年を記念して2016年に撮り下ろした作品から約20点も展示される。

『中井精也 鉄道写真展 笑顔あふれる「ゆる鉄」ワールド』は、2018年4月7日(土)~6月24日(日)まで、川崎市市民ミュージアム(川崎市中原区等々力1-2 武蔵小杉駅バス10分)で開催。開館時間は9:30~17:00、休館日は月曜日(4月30日は開館。5月1日は休館)。観覧料は一般600円。

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中井精也 鉄道写真展 笑顔あふれる「ゆる鉄」ワールド-川崎市民ミュージアム

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。