今日マチ子の「センネン画報」 オールカラー増補改訂版発売

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漫画家の今日マチ子の『センネン画報』(単行本版)の発売から10年が経つことを記念し、5月10日に、増補改訂版『センネン画報 +10 years』(今日マチ子/太田出版/1600円+税)が刊行される。

『センネン画報』は、今日マチ子が2004年7月より、1ページのショートマンガをほぼ毎日更新してきたもの。文化庁メディア芸術祭では、2年連続の受賞によりウェブを中心に話題となり、2008年5月に書籍化された。今回刊行される『センネン画報 +10 years』は、多数の新規作品を収録し、再構成した著者悲願のオールカラー版。初版には特製ポストカード全3種から1つが付属、一部の書店ではシールも配布される。

刊行を記念し、特設サイト( http://www.ohtabooks.com/sp/sennen/ )では、「センネン画報10周年プレゼント企画ぬりえコンテスト」が実施される。サイトから台紙をダウンロードし、着彩してカメラで撮影したものやスキャンしたものを、ハッシュタグ「#センネン画報ぬりえ」をつけて、TwitterまたはInstagramに公開するもの。優秀作にはポストカード(全種)等がプレゼントされる。

今日マチ子は、東京藝術大学美術学部、セツ・モードセミナー卒で、『センネン画報』のほか、『みかこさん』『U』『吉野北高校図書員会』『ぱらいそ』『猫嬢ムーム』など、著書は多数。『cocoon』(2010年)、『アノネ、』(2013年)が文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選ばれたほか、2014年には『みつあみの神様』他で第18回手塚治虫文化賞新生賞を、2015年には『いちご戦争』で日本漫画家協会賞大賞を受賞している。

【関連リンク】
今日マチ子『センネン画報 +10 years』特設サイト

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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