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台湾での「長澤まさみ人気」について現地に行って聞いてみた

『ケトルVOL.42』(長澤まさみ特集号、太田出版)
『ケトルVOL.42』(長澤まさみ特集号、太田出版)

現在、放送中の月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』でヒロインを務める長澤まさみは、日本でトップクラスの人気を誇る女優ですが、実は台湾でも非常に人気が高いことはあまり知られていません。2007年にフジテレビ系で放映された「月9」ドラマ『プロポーズ大作戦』が台湾で大人気になったり、台湾観光局のPR大使を務めたりと、何かと台湾に縁がある彼女。実際に台湾へ行き、現地でその人気ぶりを調査してみました。

まず向かったのは、台北で1、2を争う人気タウン「永康街(ヨンガンジェ)」。小籠包で有名な「鼎泰豊(ディンタイフォン)」の本店があったり、マンゴーカキ氷や、タピオカミルクティのお店などが乱立していたりするおしゃれエリアです。情報感度の高い若者が多いここなら現地のまさみファンもきっといるはず。さっそく街の声を収集するため、「小自由」というカフェで働いていたメガネ男子(26歳)に声をかけてみました。すると……。

「長澤まさみですか? もちろん大好きです! 初めて観たのは映画の『モテキ』です。好きな人はもっと前から追いかけているので、台湾では比較的遅くファンになったほうかも。彼女は明るくて健康的で現代的なイメージもあって、とても好きです。『海街diary』もすごく役柄に合っていて良かったです」

取材班はさらに声をかけてみるべく街を歩きましたが、平日の観光街には台湾人がいない! 日本人か韓国人か中国人がほとんどなのです。このままでは台湾まで(自腹で)来た意味がない……。というわけで、街ブラをあきらめ、知り合いの台湾人に片っ端から電話で聞いてみると、

「ブームというより、今は落ち着いた感じかな?」
「むしろ定着した感じだよね」
「誰でも知ってるしね」

とのこと。長澤まさみが台湾に4か月滞在し、ほぼ全編にわたり北京語で挑んだ『ショコラ』は、彼女の初の海外ドラマ出演作で、窪之内英策による日本の同名マンガを原作として、2014年1月より台湾電視公司で放送がスタートし、現地の週間視聴率で4位という高視聴率を記録しました。どうやら今では「有名な日本人女優」として誰もが知る存在になっている模様です。

◆ついに遭遇した熱狂的な現地ファン

そして、ここで耳寄り情報が! 現地の友人から、「台南にすごいファンの男子がいるぞ」と知らされたのです。これは会いに行くしかない。取材班は一路、台南に飛びました。台北とはまったく雰囲気が違い、東南アジアのような雰囲気の台南に夜遅く到着すると、待ち合わせ場所に向かいました。すると、「彼」は先に到着していました。

大好きな長澤まさみが登場する雑誌の取材ということで見栄を張っているのか、なぜか見た目は28歳だと豪語する彼は38歳で、職業は弁護士。恐る恐るどのくらいのファンなのか聞くと、一気に熱弁してくれました。

「僕にとってまさみちゃんは隣に住む女の子の雰囲気があるんです。透明感があって明るさと優しさと親切さが同居している。しかもいろんなキャラクターが演じられて、喜び、怒り、悲しみ、楽しさの感情がすべて表現できる。稀有な女優さんです!」

うーん、この情熱。台南まで来たかいがあったというものです。ちなみに彼が長澤まさみ出演作で好きなものは『海街diary』『涙そうそう』だそうで、良質な日本映画はしっかり台湾まで届いているようでした。

◆ケトル VOL.42(2018年4月14日発売)

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