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欅坂・長濱ねるが「不安になった時に唱えるおまじない」とは?

『Quick Japan』vol.139(太田出版)
『Quick Japan』vol.139(太田出版)

欅坂46の長濱ねるは読書家として知られており、西加奈子の大ファンだという。メンバーの中でも屈指のインテリで、クイズ番組への出演も多い彼女だが、西の作品のどんな所に魅せられるのか? 2018年8月21日発売の『クイック・ジャパン』vol.139で、長濱はこのように語っている。

「西加奈子さんの本と出会ったのは、小学校のときでした。家の近くにある図書館に、『こうふく みどりの』と『こうふく あかの』、2冊の本が並んで置いてあったんです。読みはじめたらすぐハマってしまって、それ以来、西さんの作品を読み続けています。

私はすぐネガティブな考えに引っ張られたり、小っちゃいことを気にしてうずくまったりしてしまいます。そんなとき、本に何度も救われてきました。その中でも西さんの本は、特別です。読めば無条件に温かくなれるんですよ。心を休ませたいなっていうときに手を伸ばすのは、西さん一択。なにを読んでも、心がホッとするんです」

テレビで長濱を見る限り、彼女がネガティブだとは想像できないが、西の作品が心の支えになっているのは間違いないようだ。『おまじない』(2018年発売)に収録されている『ドラゴン・スープレックス』の中に出てきた「お前がお前やと思うお前だけが、お前やねん」という“おまじない”は、長濱の心に強く響いたという。

「私は普段、自分が思っている私と、ファンのみなさんが想像しているアイドルとしての私とが、かけ離れているんじゃないかなと感じることがあります。『自分はみなさんが思ってるような人間じゃないのにな』って悩んだこともあったし、いつか『メッキが剥がれた』と思われるんじゃないかなって、怖かったんですね。

でも、自分を出すことで不安になるよりも、それでも『好き』って言ってくださる方の存在に喜びを感じることのほうが、だんだん強くなってきました。もしまた不安になったときは、おまじないを唱えたいと思います」

長濱は、「西さんの本は、調律師みたいな存在」「西さんの作品を読まないのは、人生もったいなさすぎ」と、西を大プッシュ。多くのファンを魅了するアイドルがこれだけ声を大にして勧めるとは、とりあえず1冊でも読んでみない手はなさそうだ。

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