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6年ぶりソロアルバム発売のmabanua ぼやけた風景から見えたものとは

『Quick Japan』vol.139(太田出版)
『Quick Japan』vol.139(太田出版)

ドラマー、ビートメイカーのmabanuaが6年ぶりのソロ・アルバム『Blurred』を8月にリリースした。藤原さくら、SKY-HI、向井太一、米津玄師などのプロデューサーを担当し、Chara、くるり、矢野顕子などのドラマーとしても活躍するmabanuaだが、なぜ前作『only the facts』から6年も間が空いてしまったのか? 2018年8月21日発売の『クイック・ジャパン』vol.139で、mabanuaはこう語っている。

「本当は2年前にできている予定だったんですけど、デモを聴いていたら、プロデュース業をやっていたせいもあるのか、世の中の流行りにのりすぎていて賞味期限が短い作品になってしまうんじゃないかと不安になって。一回、データを全部消しまして(笑)」

そこから「心を無にして」一から作り直し、自分が好きで聴いてきた音楽や、好きで弾いてきた手グセのようなフレーズなど、無意識で出てくるものを大事にしたというmabanua。アルバムタイトルの「Blurred(=にじんだ、ぼやけた)」には、どういう意味が込められているのか?

「今の自分自身のあり方と深くつながっている気がします。ビートメイカーでありながら、ミュージシャンでもあるし、アンダーグラウンドとメジャーの境目なく活動しているし。いろいろな境界がにじんでぼやけている感じが自分の理想とするあり方で。最近、フジロックの生配信のコメントとかをみていて思ったんですけど、やっぱりジャンル同士とか洋邦の壁ってまだまだある。点で盛り上がってるだけで、つながってないなって」

アルバムタイトルからもジャンルレスな雰囲気がうかがわれるmabanuaの新作。今後の活動については、「バンドは今後もどんどんライブをやったり新作を出したりしますけど、ソロは自分が生きてきた歩みだけを頼りにして作っているので、1年ぐらい空いちゃうんじゃないかな……」と語っているが、「この作品の反応が楽しみ」とも語っており、ソロでのライブが見られることも期待できそうだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.139(2018年8月21日発売/太田出版)

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