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NGT48荻野由佳 伸び悩みの時期を経て知った「千円札1枚の重み」

クイック・ジャパンvol.140(太田出版)
クイック・ジャパンvol.140(太田出版)

今年6月のAKB48世界選抜総選挙で、松井珠理奈(SKE48)、須田亜香里(SKE48)、宮脇咲良(HKT48)に次いで4位にランクインしたのが荻野由佳(NGT48)だ。NGT48は2015年に誕生した後発のグループだが、そこから4位に食い込んだ荻野は、ここまで挫折を味わったことはあるのだろうか? 2018年10月25日発売の『クイック・ジャパン』vol.140で、荻野はこのように語っている。

「私はドラフトで一期生よりちょっと先に入ったから、みんなよりもきっと知られている数は多いはずなのに、初めてNGT48として握手会に参加したときに、一期生のメンバーのレーンにバーッてめちゃめちゃ行列ができてたんです。私は人気のふたりの間に囲まれてて、もう2~3人とかしか来なくて『うわー! 私、今までのこの数か月間なにしてたんだろう』って焦りを感じて。その状態が数か月ぐらい続いてて、公演でいっぱい汗かいてなにをしてももうたぶん握手のレーンとか会いたいと思ってくれる人は増えないんだろうなと思って、そこで伸び悩んで」

埼玉県出身で、NGTのために新潟に引っ越したため、「もう戻りたいなと思った時期もありました」と、語る荻野。やがてファンの協力もあり、一気に人気に火が付いたが、ある時期から感じた意識変革は“お金のこと”だったそうだ。

「握手会とか、たった数秒話すのに言っちゃえば1000円かかるわけじゃないですか。そういったことも考えるようにしたら、やっぱり1枚の重みとかそういったものを感じて、劇場公演にしろ1回3000円かかるわけですよ、2時間観るのに。(中略)高校生だったら時給800円とか900円で、めちゃめちゃ頑張って貯めたお金で来てくれるわけで。私ならそれで行った結果、100%満足行くものが観られなかったら一生行かないって思っちゃうはずなので」

急激に人気者になれば、調子に乗ってしまいそうなものだが、「そういう現実的なことを考えるようになってから、ファンの方のありがたみを感じるようになりました」というセリフを聞けば、そういった心配とは無縁な荻野。来年の選抜総選挙では、一気にステップアップして頂点に……という展開も、夢ではなさそうだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.140(2018年10月25日発売/太田出版)

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