「三溪園」で知られる実業家・原三溪の伝説のコレクションを大公開

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7月13日(土)から、横浜・みなとみらいの「横浜美術館」にて、『横浜美術館開館30周年記念 生誕150年・没後80年記念 原三溪の美術 伝説の大コレクション』が開催される。

この展覧会は、横浜市きっての名勝「三溪園」でその名が知られる実業家・原三溪のコレクションを紹介するものだ。横浜で生糸貿易や製糸業などで財を成した原三溪は、古美術品を精力的に収集する一方、有望な美術家のパトロンとして、彼らを積極的に支援。実業家として横浜の発展に大きく寄与する一方、日本の美術界でも大きな役割を果たした。

会場には、『孔雀明王像』や『寝覚物語絵巻』をはじめとして、国指定文化財だけでも30点以上が登場。5000点以上のコレクションの中から選りすぐられた約150点が展示される。さらに、原三溪の「コレクター」「茶人」「アーティスト」「パトロン」という4つの側面をピックアップ。原三溪がコレクションの公開のために建設を夢見ていたとされる幻の美術館が、没後80年を経てついに具現化する

『横浜美術館開館30周年記念 生誕150年・没後80年記念 原三溪の美術 伝説の大コレクション』は、2019年7月13日(土)~9月1日(日)まで、横浜美術館(横浜市西区みなとみらい3-4-1 みなとみらい線「みなとみらい駅」徒歩3分)にて開催。開館時間は10:00~18:00(金・土は20:00まで)。休館日は木曜日。観覧料は当日一般1600円。

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横浜美術館開館30周年記念 生誕150年・没後80年記念 原三溪の美術 伝説の大コレクション-横浜美術館

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。