585作品、703名の織田信長を紹介 新感覚評論本『信長名鑑』

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ゲームや漫画などに登場する“織田信長”を網羅した評論本『信長名鑑』(姫川榴弾・著/太田出版)が、11月14日(木)に発売される。

「ゲームや漫画に登場する織田信長って、いったいどれぐらいいるの?」「容姿は?」「性格は?」「作中での役割は?」──。『信長名鑑』は、織豊時代から現代まで、肖像画・ゲーム・漫画・アニメ・ライトノベル・パチンコ・ゆるキャラなど、あらゆるジャンルの作品に登場する織田信長、ないしは“織田信長をイメージしたキャラ”を徹底的に網羅。歴史上の織田信長でなく、後世の作家が作り出した織田信長のイメージに迫ったものだ。

例えば肖像画ひとつを取っても、教科書などで使用される最も有名な『紙本著色織田信長像』、公家の正装である束帯姿に身を包んだもの、スペイン人の宣教師によって書かれたと言われるものが存在し、ひげや輪郭などにそれぞれ特徴がある。

また創作物の中には、親しみやすいもの、少々強引なもの、情に厚いが時に仲間を見捨てる冷徹なものなど、様々なタイプの性格のものが存在し、見た目も美少年、二頭身、はたまた美少女のものまで存在。同書は容姿、性別、作中での役割など、計585作品、703名を調べた究極の1冊となっている。

『信長名鑑』は2019年11月14日(木)発売。1800円+税。

【関連リンク】
信長名鑑-太田出版

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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