待望のオラファー・エリアソン展がついに開幕 「虹」を再現する代表作も

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6月9日(火)より、東京・木場の東京都現代美術館にて、現代美術アーティスト、オラファー・エリアソンの展覧会『オラファー・エリアソン ときに川は橋となる』が開催されている。

オラファー・エリアソンは1967年にコペンハーゲン(デンマーク)で生まれたアイスランド系デンマーク人の芸術家。王立デンマーク芸術アカデミーで学び、現在はベルリンとコペンハーゲンを拠点に活動するエリアソンは、光、水、霧など、自然現象を巧みに取り入れた作品を得意とし、ロンドンのテート・モダンに人工の太陽と霧を出現させた「ウェザー・プロジェクト」(2003年)、ニューヨークのイースト川に人工の滝を出現させた「パブリックアート・プロジェクト」など、大がかりなインスタレーションで知られている。

会場では、来場者の目の前に虹が現れる初期の代表作「ビューティー」や新作のインスタレーション、アイスランドの自然を20年以上にわたり撮影し続けてきた「溶ける氷河のシリーズ 1999/2019」、電力にアクセスできない地域に住む人びとに届けられる携帯用のソーラーライト「リトルサン」に蓄えられた太陽の光で自由にドローイングを描ける「サンライト・グラフィティ」などを紹介。世界が注目する芸術家の日本で10年ぶりの大規模個展が、ついにお目見えする。

『オラファー・エリアソン ときに川は橋となる』は、2020年6月9日(火)~9月27日(日)まで、東京都現代美術館(江東区三好4-1-1 東京メトロ「清澄白河駅」徒歩9分)にて開催(3月開幕から延期)。開館時間は10:00~18:00。休館日は月曜(8月10日、9月21日は開館)、8月11日、9月23日。観覧料は一般1400円。

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【関連リンク】
オラファー・エリアソン ときに川は橋となる-東京都現代美術館

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。