今だからこそ身近な日常を描いた作品を 『なんでもない日ばんざい!』展

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7月23日(木・祝)より、東京・上野の「上野の森美術館」にて、同館所蔵作品展『なんでもない日ばんざい!』が開催される。

この展覧会は、コロナウイルス騒動により、これまでの意識が根本的に変わる中、「なんでもない、どこにでもある日常」というテーマに沿った作品を紹介するものだ。これまで当たり前のことだった「人と会う」「話す」「集まる」「外出する」といった行動が大きく制約を受ける状況で、誰もが日常生活を見直しているはず。そういう時期だからこそ見てみたい、アーティストが身近な日常を切り取った作品を紹介する。

会場では、同館が1983年から38回開催してきた上野の森美術館大賞展の受賞作品の中から、明るく楽しい気持ちにさせてくれるもの、おだやかな日常の情景、いつも変わらずそこにある街や自然、そして身近な人や風景からユニークな想像や思索を巡らせたものなど80点をピックアップ。また、版画家・野田哲也が家族や日常の断片を日々記録した〈日記〉シリーズ、秋山さやかが上野公園を題材に制作した作品などが展示される。

『なんでもない日ばんざい!』は2020年7月23日(木・祝)~8月30日(日)まで、上野の森美術館(台東区上野公園1-2 JR「上野駅」徒歩3分)にて開催。休館日は月曜(8月10日は開館)、8月11日。開館時間は10:00~17:00(日時予約制)。観覧料は一般1000円。

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【関連リンク】
なんでもない日ばんざい!-上野の森美術館

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。