ジョンとヨーコの足跡をたどる展覧会 手書きの「イマジン」の歌詞も

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10月9日(金)より、東京・六本木のソニーミュージック六本木ミュージアムにて、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの足跡を振り返る企画展『DOUBLE FANTASY – John & Yoko(ダブル・ファンタジー ジョンアンドヨーコ)』が開催される。

この展覧会は、数々の名曲を生んだ稀代のミュージシャンのジョン・レノンと、前衛芸術家のオノ・ヨーコというアーティスト夫妻のクリエーティブな足跡をたどるものだ。同展は2018年5月から2019年11月に、ジョンの故郷である英・リバプールで開催され、70万人を動員。ジョンの生誕80年、さらに突然の別れから40年となる節目の年に、今度はヨーコの故郷である東京で、夫婦の作品、言葉、思いが伝えられる。

ジョンとヨーコは1966年に出会い、1969年に結婚。互いに芸術的刺激を受け合い、その答えは作品のみならず、世界平和を願うパフォーマンスにも表されたが、ヨーコとの共作アルバム『ダブル・ファンタジー』発表直後にジョンが凶弾に倒れ、悲劇的な最期を迎えた。

会場では、平和運動「ベッド・イン」で使われたジョンのギター、ジョンによる手書きの『イマジン』の歌詞、ジョンのグリーンカード、ジョンとヨーコが出会ったインディカ・ギャラリーの再現、ジョンとヨーコのメガネほか、2人が世界に発したメッセージ、言葉、音楽、映像、アート作品、貴重な私物などを多数紹介。東京展独自の展示コーナーでは、日本を度々訪れ、日本を愛したジョンの日本との絆を感じさせる品々も展示される。

『DOUBLE FANTASY – John & Yoko』は、2020年10月9日(金)~2021年1月11日(月・祝)まで、ソニーミュージック六本木ミュージアム(港区六本木5-6-20 東京メトロ「六本木駅」徒歩7分)にて開催(平日は日にち指定、土日祝日は日時指定方式)。開場時間は10:00~18:00(金、土、1月11日は20:00まで)。休館日は12月31日、1月1日。入館料は当日一般2600円。

【関連リンク】
DOUBLE FANTASY – John & Yoko

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。