最先端の街、カリフォルニアのVAPE事情を紹介!

最先端の街、カリフォルニアのVAPE事情を紹介!

ケトル編集部

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現在、世界で3500億円を超える市場として注目されているVAPEカルチャーだが、その内1500億円の割合を占めるとされているアメリカでは、すでに1万7000店舗を超える専門店が存在している(「JPvapor」調べ)。リキッド専門の製造メーカーもカリフォルニアだけで数百社を超えると言われている。

VAPEカルチャー発祥の地にして最先端の街カリフォルニアは、車で10分走れば至る所に専門店が建ち並んでいるほどのVAPE天国。特に西海岸ではサーフィンやスケボーなどのストリートカルチャーが発展していることもあって、サンフランシスコ・ロサンゼルス・オレンジカウンティ・サンディエゴなどビーチ周辺エリアでは普及度も高い。

ショップもユーザーの需要にマッチする雰囲気を意識しているようで、意外に客層は大人が多めだとか。サロンやコミュティ的な側面もあり、もはやライフスタイルとして確立されているのだろう、リキッドのテイスティング=TRY VAPEができるVAPE BARも当たり前の存在となっている。

また、専門店以外にもタバコ販売店やコンビニ、ガソリンスタンドなどの一般量販店にも広く普及しており、大手タバコ会社もリキッドを使用した使い捨てVAPE製品を販売している。

なお、同州には公共の場所での喫煙を禁止する条例があり、建物や施設内の他、ビーチやゲレンデでもタバコを吸うことができないため、VAPEをチョイスするユーザーが増えたというのもカルチャーの拡大につながっているのだろう。

ちなみにVAPE自体の生産は中国系企業が強いものの、リキッド類に関しては独自の成分配合レシピを持ち、安全性なども考えられた高クオリティな製品を製造しているのはカリフォルニアがほとんどである。

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