PG、VG、PEG……リキッドの種類を知っておこう

PG、VG、PEG……リキッドの種類を知っておこう

ケトル編集部

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VAPEに関心を持つと気になってくるのがリキッドの中身。そこで今回は、リキッドのベースとなっている材料についてざっくり解説しよう。

まず、リキッドのベースとなっている物質は、主にPG、VG、PEGの3種類。それぞれ人体への影響が少なく、食品添加物などにも使われている物質だ。

「PG(プロピレングリコール)」は、フレーバーをつけやすいため最もメジャーなリキッドベースとなっている。即席麺やお弁当などの品質改善剤、意外なところではコンサートや舞台などで焚かれるスモークなどにも使われている。

PGに次いで使われているのが「VG(植物性グリセリン)」。多くの蒸気を発生させるのが特徴だ。主にココナッツやパーム油から精製されるが、植物性のものだけでなく、動物性のものや化学合成されたものもある。物質についての研究が始まったのはそれほど昔のことではないが、PGよりも安全という説もある。

最後に紹介するのが「PEG(ポリエチレングリコール)」。医薬品や化粧品に利用されている物質だが、リキッドのベースとしての歴史は浅く、それほどメジャーではない。PGやVGよりもフレイバーを付けやすいと言われている。。今回紹介した3つの物質は、基本的に人体への影響はほとんどないと考えて良いだろう。VAPEの世界だけでなく、食品や医療の世界でも証明されているので安心してほしい。ただしそれぞれの特徴があるので、購入する際には表記を確認しながら、自分にあったものを選んでも良いかもしれない

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