アメリカ西海岸を中心に、新たなたばこのスタイルとして注目を集めるVAPE。……ただ、「気になるけど、どんなものかよくわからない」と感じている人もいるのではないだろうか。

そんなVAPE初心者に、手にとって慣れ親しんでもらうのが、この企画「Deview the VAPE」。第1回は、フリーライター・編集者の藤麻迪（とうま・みち）さんに、VAPEデビューを飾ってもらった。

「普段は紙巻のたばこを吸っています。あと、たまに葉巻を吹かすこともありますね。さすがに、家にヒュミドール（葉巻を保管する箱）を置くほどではありませんが（笑）」

普段からいろいろなたばこを試しているという、藤麻さん。しかし、「VAPEを吸うのは初めて」なのだとか。藤麻さんには「VAPING APE」で購入したリキッドタイプのVAPEを渡し、1週間後、再び話を聞くと次のような第一声があがった。

「ただ水蒸気がモクモクと出るだけかと思っていたんですけど、ちゃんと味があるんですね。それに、甘い、いい香りもする。紙でも葉巻でも、たばこの匂いを嫌がる人も多いと思いますが、VAPEは誰とでも楽しめるものだと思います」

さらに、VAPEがどんなお酒と合うか、といった楽しみ方もしたそう。

「実は普段、葉巻を吸うときはバーへ行ってお酒を飲みながら吸うんです。このVAPEのリキッドは甘さがあるので、モヒートやカイピリーニャといったカクテルを一緒に飲んでみると、ラテンな明るい気分になれました（笑）。特に、気温と湿度が上がっていくこれからの季節には、こういう吸い方がいいかも、と思いますね」

初心者ながらすでに独自の楽しみ方を見つけた藤麻さん。このようなことができるのも、手軽で、吸う場所を選ばず、そしてフレーバーの豊富なVAPEならではといえそうだ。

※使用デバイスは「THE VAPE」

藤麻迪 PROFILE

フリーランスのライター・編集者として活動する藤麻さん。カルチャー誌やウェブ媒体など、数多くの編集・執筆業務をこなす一方、「報道やスポーツ、あるいは文芸誌の編集など、機会を見つけていろいろな仕事にチャレンジしていきたい」と考えているとのこと。藤麻さんの連絡先はtohmamichi@gmail.com。