北尾トロの裁判傍聴のベストセラーが映画に

スポンサーリンク

作家の北尾トロが裁判を傍聴した体験を綴ったベストセラー『裁判長! ここは懲役4年でどうすか』が映画化され、11月6日(土)から公開される。

『裁判長! ここは懲役4年でどうすか』は、北尾トロが雑誌「裏モノJAPAN」に連載していた裁判傍聴記が2003年に書籍化されたもの。北尾が有名無名の事件を傍聴し、被告の口から語られる人間模様や、弁護士と裁判官との面白いやりとりなどを綴ったエッセイは大いに評判を呼び、昨今の傍聴ブームに火を付けた。

今回の映画化では、主演に「バナナマン」の設楽統(37)を抜擢。裁判映画の脚本を書くため、生まれて初めて裁判所に足を踏み入れた3流ライター”南波タモツ”(設楽)が、やがて傍聴にのめり込んでいく様子を、映画初主演となる設楽が演じている。作品には片瀬那奈、螢雪次郎ほか、設楽の相方の日村勇紀、傍聴マニアとして知られる阿曽山大噴火なども出演している。

『裁判長! ここは懲役4年でどうすか』は、11月6日(土)から「ヒューマントラストシネマ渋谷」ほかで全国公開される。劇場では、「傍聴人からの、せめてものお返し」(公式サイトより)として、法曹関係者への特別割引を行っており、裁判官、弁護士、司法修習生などは、バッジを見せると1000円に割引されるサービスも行われている。

※このページの画像はサイトのスクリーンショットです

【関連リンク】
映画 『裁判長! ここは懲役4年でどうすか』 公式サイト
『裁判長! ここは懲役4年でどうすか』 (北尾 トロ 著) 文春文庫
映画 『裁判長! ここは懲役4年でどうすか』 on Twitter

【関連記事】
幻のマーティが演じるBTTF映像初公開
アイルトンセナのドキュメンタリー映画完成
企画AV女優へのインタビューが映画に

※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。