文化庁メディア芸術祭、受賞作決定

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第14回文化庁メディア芸術祭の受賞作品が発表された。

メディア芸術の創造と発展を図り、97年から始まった文化庁メディア芸術祭。アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で、世界中の作品から選ばれた中でも優れたものに贈賞され、毎年2月には受賞作品展も開催されている。

今年度の応募総数は、世界49カ国地域から集まった、過去最多となる2,645作品。それぞれアート部門では、巨大サウンドスカルプチャー・『Cycloïd-E』(作者:Michel DÉCOSTERD / André DÉCOSTERD (Cod.Act))、エンターテインメント部門では、auスマートフォンのプロモーションとして公開されたジェネレーター『IS Parade』(作者:林 智彦/千房 けん輔/小山 智彦)が大賞を受賞。アニメーション部門では、話題のクリエイターが多数参加の『四畳半神話大系』(作者:湯浅 政明)、マンガ部門では作者がデビュー前から構想をあたためていたという壮大な歴史漫画『ヒストリエ』(作者:岩明 均)が、共に大賞の栄誉を受けた。また、功労賞には、マンガの発展に貢献した1人として、編集者の栗原良幸が選ばれた。

第14回文化庁メディア芸術祭の受賞作品展は、東京・六本木の国立新美術館で2011年2月2日から開催。受賞作品以外にも、審査委員会推薦作品も併せて計171作品が展示されるという。詳細は、公式サイトまで。

(文中敬称略)

(※この画像はサイトのスクリーンショットです)

【関連リンク】
文化庁メディア芸術プラザ

国立新美術館

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。