倉俣史朗とエットレ・ソットサスの企画展

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2月2日(水)より、東京・乃木坂の21_21 DESIGN SIGHTで、「企画展『倉俣史朗とエットレ・ソットサス』展」が始まる。

倉俣史朗(1934~91年)は、代表作に「ミス・ブランチ」「硝子の椅子」「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」などがある、日本を代表するデザイナー。そしてエットレ・ソットサス(1917~2007年)も、アレッシィ社のテーブルウェア、オリベッティ社のタイプライター「バレンタイン」などを代表作に持つ、イタリアデザイン界の巨匠。異なる表現方法を持つふたりが交流し、共に、機能性や利便性を超えた、生活に喜びと驚きをもたらすデザインを生み出したことは、当時のデザイン界に大きな功績を残した。

本展では、1981年、ソットサスに出会ってからの10年間の倉俣史朗作品約60点と、ソットサスが最晩年に残した世界初公開となる作品約20点が紹介される。デザインやものづくりの意味が大きく変化する今だからこそ、この巨匠ふたりの、限りなく自由で生き生きとしたデザインに改めて出会うことは、新鮮な体験になりえるはず。

「企画展『倉俣史朗とエットレ・ソットサス』展」は、21_21 DESIGN SIGHT(東京ミッドタウン・ガーデン内 六本木駅・乃木坂駅ともに徒歩5分) で、2月2日(水)~5月8日(日)まで。開場は11~20時。火曜日休館。入場料は、一般1000円、大学生800円、中高生500円、小学生以下無料。期間中には、建築家の磯崎新のシンポジウムなども開催される。詳細は、公式サイトまで。

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21_21 DESIGN SIGHT

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。