世界中の著名写真家が被災地の現状を電子版写真集で世界に発信

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東日本大震災の被災地の現状を世界に発信する電子版写真集『3/11 Tsunami Photo Project』が、4月20日にiPhone、iPadアプリで公開された。

この写真集は、震災後に被災地を訪れた世界中のフォトジャーナリストたちによって作られたもの。「世界有数のフォトジャーナリストたちの眼を通して、いま起きている事実を冷静に見つめ、これから私たちに何ができるのか、考えていきましょう」という呼びかけに応じた世界各国の著名フォトジャーナリストたちが、写真を提供している。

参加しているのは、国際的に権威のある「オスカー・バルナック新人賞」を受賞した、写真家集団「マグナム」の最年少メンバー・ドミニク・ナール(スイス)、今年度の「POYi賞」を受賞したアダム・ディーン(英)、「ニューヨーク・タイムズ」で活躍する深田志穂(日本)、ジーン・チャン(韓国)、ジェームス・ウィットロー・ディラーノ(米)、キース・ベッドフォード(米)、ポーラ・ブロンスタイン(米)ら8か国14人。最終的には120枚の写真が収録される予定となっており、写真家が語る「被災者への肉声メッセージ」も同時収録されている。

『3/11 Tsunami Photo Project』は、iTunes App Storeにて115円で発売中(iPhone、iPad のみ対応)。アプリの売り上げは、全額日本赤十字社に寄付される。

※このページの画像はサイトのスクリーンショットです

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3/11 Tsunami Photo Project

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。