日中写真家ユニット・榮榮&映里『三生万物』展 銀座にて開催

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7月2日(土)から東京・銀座の「資生堂ギャラリー」にて、中国・北京在住の写真家ユニット、榮榮&映里(ロンロン・アンド・インリ)の個展『三生万物』が開催される。

榮榮&映里は、中国出身の榮榮(1968~)と日本出身の映里(1973~)が夫婦で活動している写真家ユニット。99年に日本で開催された榮榮の個展で出会った2人は、00年にユニットを結成し、中国の社会的現実とそこで生活する人々を写した作品や、人と美しい自然との関係性を表現した作品で高い評価を得ている。また、07年6月には私財を投じ、中国国内初の写真専門の現代アートセンター「三影堂撮影芸術中心」を設立。中国における現代写真芸術の普及、発展のための活動を行っている。

今回の個展のタイトル『三生万物』は、「老子道徳経」の「道生一、一生二、二生三、三生万物(道は一を生み、一は二を生み、二は三を生み、三は万物を生む)」から付けられたもの。榮榮と映里が北京で暮らしていた四合院造りの街並みが再開発されていく様子を撮影した「Liulitun(六里屯)」シリーズ、その後北京郊外にある草場地に移り住み、三影堂撮影芸術中心を設立するまでの「Three Shadows(三影堂)」シリーズ、そして草場地で、家庭を築き生活を営んでいく様子を写した「Caochangdi(草場地)」シリーズなどが紹介されている。

榮榮&映里 写真展『三生万物』は、資生堂ギャラリー(中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階)にて7月2日(土)〜8月14日(日)まで開催。開場時間は平日11:00〜19:00、日曜・祝日 11:00〜18:00。休館日は月曜日、入場は無料。

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。