仲里依紗が妊婦役に挑戦 『ハラがコレなんで』11月公開

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臨月の妊婦が、自分のことより他人のために奔走する姿を描くヒューマン・コメディー『ハラがコレなんで』が11月5日から全国公開される。

粋に生きることをモットーとしている妊娠9カ月の原光子は、家なし金なしダンナなし。そんな限界ギリギリの状況でも、光子はどーんと構えていた。流れる雲を追いかけるように、子どもの頃に暮らしていた長屋に辿り着く光子。そこには優しすぎて不器用な人々が肩を落として暮らしていた。「OK、私がなんとかする!」と、誰よりも崖っぷちなはずの光子が、彼らを前に向かせるために一肌脱ごうと決意するが・・・・・・。

監督・脚本を手がけたのは、『川の底からこんにちは』『あぜ道のダンディ』の石井裕也監督。主演・光子は、『時をかける少女』『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』をはじめ、数々の話題作やCMなどで活躍し、本年度日本アカデミー賞では新人俳優賞を受賞した仲里依紗。光子の幼なじみの陽一役には、『BECK』『大奥』をはじめ、映画、ドラマ、舞台などへの出演が続く注目の若手・中村蒼が共演する。

本作品は第24回東京国際映画祭への出品が決定しているほか、海外でも第30回バンクーバー国際映画祭、第55回ロンドン映画祭、第16回釜山国際映画祭での正式出品が決定している。「日本人の美意識や心意気を描いた映画です。それが海外の方々にどう受け入れられるのか、とても楽しみです」と石井裕也監督は言う。

『ハラがコレなんで』は11月5日(土)より渋谷シネクイント他にて全国ロードショー。

【関連リンク】
映画『ハラがコレなんで』公式サイト

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。