ポップス、ロック、クラブ音楽を大学で 京都精華大「ポピュラーカルチャー学部」開設

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京都精華大学(京都市左京区)は12日、2013年4月に日本初となる「ポピュラーカルチャー学部」を開設することを発表した。

京都精華大学は1968年に短期大学として開校した私立大学。美術科・英語英文科の2科でスタートした同大学は、1973年、美術科の中に日本初となる「マンガクラス」を設置し(00年には「芸術学部マンガ学科」、06年には「マンガ学部」に昇格)、大きな話題となった。

今回開設されるポピュラーカルチャー学部には、「音楽コース」と「ファッションコース」の2コースを設置。「音楽コース」では、ポップスやロック、クラブミュージックといったポピュラー音楽を、「ファッションコース」では、ファッションデザイナーに必要な技術、知識、服づくりの技術の習得に加え、ファッションの歴史、マーケットやビジネスモデルを学ぶことができ、技術の習得だけでなく、そこに生きる人間に対する理論的考察も学ぶことを目標としている。

同大学は、両コースの卒業生の進路として、「音楽コース」ではミュージシャン、ソングライター、音楽プロデューサー、音楽ライターなどを、「ファッションコース」では、ファッションデザイナー、アパレルブランドプロデューサー、スタイリストなどを想定している。教員、入試日程・内容については、文部科学省への届出後の来年5 月に発表される。

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ポピュラーカルチャー学部新設!!-京都精華大学

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。