写真家・ホンマタカシが福島の森ときのこを収めた写真展

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音楽プロデューサーの小林武史がコンセプトプロデュースし、昨年の11月にオープンした商業施設『代々木VILLAGE』内にあるギャラリー『blind gallery』が、オープニング展覧会として「ホンマタカシ その森の子供 mushrooms from the forest 2011」を2月19日(日)まで開催している。

今回の展覧会は、以前からきのこの写真を撮り続けているホンマタカシが、東日本大震災をうけて福島の森に赴き、今はもう採ることが規制されているきのこを写真におさめたものを展示する企画。

ホンマタカシは1962年生まれの写真家。1998年「TOKYO SUBURBIA 東京郊外」で木村伊兵衛賞を受賞。2004年には写真家・中平卓馬を追った映画「きわめてよいふうけい」で監督を務め、2011年1月に自身初の美術館での巡回展「ホンマタカシ ニュー・ドキュメンタリー」を開催するなど精力的に活動している。

展覧会を記念して、2月5日(日)にはホンマタカシを迎えたトークイベントが開かれる。ホンマタカシ、写真評論家できのこアート研究所所長の飯沢耕太郎、千葉県立中央博物館上席研究員で、きのこを研究している吹春俊光をスピーカーに迎え、写真やきのこをテーマに語る予定だ。

ホンマタカシ × 飯沢耕太郎 × 吹春俊光
blind gallery ホンマタカシ その森の子供 mushrooms from the forest 2011
展覧会開催 記念トークイベント
日時:2012年2月5日(日)13時~ (受付12時30分~)
会場:代々木Village内 music bar
入場料:1000円 (1ドリンク付き)

トークイベントの詳細は『blind gallery』サイトまで。

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。