万博、宝島・ポパイ、セゾン文化…70年代文化を振り返る企画展

カルチャー
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9月15日(土)より埼玉県立近代美術館にて、1968年から82年までに焦点を当てた企画展『日本の70年代 1968-1982』が開催されている。

この展覧会は、同美術館の開館30周年を記念し、開館年の1982年までに至る15年の時代の精神を、美術、デザイン、建築、写真、演劇、音楽、漫画などによって回顧するもの。ベトナム戦争に対する反戦運動や学生運動が世界的に高揚した1968年から、カウンターカルチャーが生まれた70年代前半、西武百貨店とパルコが時代をリードした70年代後半、そして同館が開館した82年までを、文化的な側面からたどっている。

会場では、大阪万博、全共闘運動、寺山修司の「天井桟敷」、雑誌『宝島』『POPEYE』『ぴあ』、西武・パルコなどのセゾン文化、エリック・サティ、黒川紀章、三宅一生…時代のキーワードとなったモノや人にまつわる資料を展示。さらに、ラジカセ、ギター、テニスラケット、ちゃぶ台などが置かれた当時の大学生の部屋も再現されている。

『日本の70年代 1968-1982』は、埼玉県立近代美術館(さいたま市浦和区常盤9-30-1 JR・北浦和駅徒歩3分)にて9月15日(土)~11月11日(日)まで開催。休館日は月曜(9月17日、10月8日は開館)。開館時間は10:00~17:30。

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日本の70年代 1968-1982-埼玉県立近代美術館

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。