勘九郎時代の勘三郎がたっぷり 写真展『中村勘三郎―1975~1982―』

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2013年1月7日(月)より、東京・半蔵門のJCIIフォトサロンにて、写真家・林義勝が中村勘三郎を収めた写真展『中村勘三郎―1975~1982―』が開催される。

林義勝(1950~)は、昭和を代表する写真家・林忠彦の四男。東京綜合写真専門学校を卒業後、翌74年に昭和を代表する著名人を写した『ちょっと失礼 芸能人100人の顔』を開催するなど、人物写真を主体とする一方でテーマ写真も得意とし、能や歌舞伎、歴史をテーマにした作品を数多く発表している。

同展は、林が75年から7年間の歳月をかけ、勘九郎時代の十八代目中村勘三郎を追いかけた作品を中心に展示するもの。「義経千本桜」「越後獅子」「春興鏡獅子」「連獅子」などの舞台写真や、楽屋で化粧する様子、稽古風景、プライベートでの姿、「平成中村座」での現勘九郎との親子共演など、未発表の作品も含む約80点が展示される

林義勝作品展『中村勘三郎 ―1975~1982―』は、2013年1月7日(月)~2月3日(日)まで、JCIIフォトサロン(千代田区一番町25 JCIIビル1階 東京メトロ「半蔵門駅」徒歩1分)にて開催。開館時間は10:00~17:00、休館日は月曜日(祝日の場合は開館)。入館料は無料。(文中敬称略)

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【関連リンク】
林義勝作品展 「中村勘三郎 ―1975~1982―」

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。