受験生必見! 記憶を効率良く定着させる方法を大学院教授が解説
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受験生必見! 記憶を効率良く定着させる方法を大学院教授が解説

19日、20日にはセンター試験が行われ、いよいよ本格的な受験シーズンがやってきた。学校の期末試験レベルなら一夜漬けでも何とかなるが、大学受験ともなれば、要求されるのは“本格的”な記憶。神経細胞と記憶の関係を研究している群馬大学大学院の白尾智明教授は、「記憶」と「一夜漬け」のメカニズムについて、このように説明する

「記憶には『短期記憶』と『長期記憶』の2種類があります。パソコンで言えば、長期記憶とはハードディスクのようなもので、一度覚えてしまえば絶対に忘れない。でも一方の短期記憶はメモリのようなもので、短期間で忘れてしまいます」

数字を例に挙げると、長期記憶のメカニズムを使えば相当長い数字も覚えられるが、短期記憶で覚えられるのは7桁までというのが一般的。

「短期記憶は、覚えた気になるけど定着しない。一夜漬けも、この短期記憶の仲間に入りますね。一夜漬けは、覚えた物事を整理して覚え直すには効果的ですが、まったくなにも覚えてない白紙の状態から知識を詰め込んでも、残念ながらあまり意味はないですね(笑)」

しかし受験生にとって、試験日はもう間近。白尾先生! 記憶を定着させる方法はありませんか?

「覚える順番も大事ですね。たとえば、勉強は最初と最後に憶えたことは記憶に残りやすく、逆に途中で憶えたことは忘れやすいと言われています。大事なことは最初と最後に憶えましょう」

そんな白尾先生自身は、一夜漬けでも記憶が持続するタイプだそうで、「本当にすごく好奇心が掻き立てられることであれば、一夜漬けでも覚えちゃいますよね」とのこと。ただし、「まぁ、学生たちには推奨しませんが」と述べており、やはり学生諸君は“長期記憶”に努めたほうがよろしいようだ。

◆ケトル VOL.010(12月15日発売/太田出版)

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