℃-ute鈴木愛理 私服OKの高校に3年間制服で通学

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グループアイドルとして歌やダンスで抜きん出た実力を誇り、つんく♂をして“ハロプロ一のパフォーマンス集団”と言わしめた℃-uteの鈴木愛理が、この春、高校を卒業し、大学へ進学した。3月に発売された写真集『卒業』は、高校時代の制服姿も収められた卒業アルバムのような1冊。4月12日発売の『クイック・ジャパン』vol.107で、鈴木は“制服”についてこう語っている。

「高校は式典の時以外は私服でも良かったんですけど、できるだけ制服で行ってましたね。だって、制服は決まった期間しか着られないじゃないですか! 卒業したらコスプレになっちゃう(笑)。今しかできないことを楽しみたかったから、友達みんなと同じ色のカーディガンで学校に行ったりしましたね」

将来は自分で曲を作り、インターネット上でファンと楽曲を共作したり、HPで自分の曲を発信することも考えているという彼女。普通の高校生活を楽しみたかったのは、歌詞を書く上での糧になるはず、という想いもあったそうだ。

「アイドルとしての自分しか知らないと、歌詞を書く時に視野が狭くなると思ったんです。小さい頃からアイドルをやっていたので、アルバイトをして自分でお金を貯めて何かを買うっていう感覚も分からなかったし。でも、周りの友達は、なるべく安いところにご飯を食べに行ったり、マックでは必ずクーポンを使ってて(笑)。そういう友達と過ごしていると、自分も普通の女子高生の感覚が分かるから、作詞にも反映させられるかなって」

そんな彼女が所属する℃-uteのニューシングル『Crazy 完全な大人』は、曲調も衣装も大人っぽくセクシーで、独特の色香が漂う1曲。先日行われた新曲発売イベントでは、「キュートの日」となる9月10日の武道館ライブが発表され、また一段上のステップに上った彼女たちだが、その点についても鈴木は「5人の目指すところが定まってきてるんです」と自信たっぷりの様子で、最近増えつつある鈴木個人のメディア露出についても、

「最近は私も雑誌の表紙をやらせてもらってますが、その時に必ず℃-uteっていう看板を背負っているという意識があるんです。私を入り口に℃-uteに目を向けてもらえたら嬉しいなって。今後はもっと個人がメディアに出て、(同じ5人組の)SMAPさんや嵐さんのような存在になりたい」

と述べている。

◆『クイック・ジャパン』vol.107(2013年4月12日発売/太田出版)

【関連リンク】
『クイック・ジャパン』vol.107

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。