在日ファンク浜野謙太 日本社会のリア充叩きを憂う

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在日ファンクやSAKEROCKでのミュージシャン活動のほか、俳優、司会業など幅広いジャンルで活躍する“ハマケン”こと浜野謙太が、5月8日に父になった。しかし幸せ絶頂のハマケンも、結婚に至る過程には、知られざる葛藤があったという。ハマケンは、現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.108で、このように語っている。

「妻とは結婚前に5年くらい付き合ってるんですよ。でも3年ぐらい前かなあ、SAKEROCKのライブ中のトークでメンバーに『結婚するとプレイヤーはプレイが良くなるけど、クリエイターはダメになることが多いらしいよ』みたいなことを言われたんです。そっから僕の中で勝手に、生活が幸福に安定したら『終わる』みたいな先入観が固まっちゃったんですね。『オレだってクリエイターだし』とか思って(笑)」

そんなハマケンの自意識が原因で1回別れてしまったものの、「土下座もしました」という“改心”の末に一緒に住むことになり、「いざ同棲してみたら、これがめちゃくちゃ良かったんです」と語るハマケン。昨年6月に結婚し、今年5月にベビー誕生という順風満帆の状態にある彼は、日本社会の“リア充”叩きについて、

「『お前は結婚もして子供もいて充分幸せなんだから何言っても説得力ねーよ』みたいな。でもこれって本当に悪しき風潮です。リア充になることで、諸問題に対する発言権がなくなっていったら、この先、日本社会が大人になるわけがないんです。家庭環境を整えてきている人が『それが日本の大問題だよ』って訴えていかないと」

と感じているとか。「僕らの本当の闘いはこれからですよ」と、父・浜野謙太として決意表明している。

◆『クイック・ジャパン』vol.108(2013年6月12日発売/太田出版)

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『クイック・ジャパン』vol.108

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。