昨年、AKB48を卒業した前田敦子は現在22歳。グループ卒業後は主に女優としてドラマに映画にと活躍する彼女だが、将来についてはどのようなイメージを描いているのだろう？ 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.110で、彼女はこのように語っている。
「見た目とかじゃなくて、中身でも、芯がある人になりたいです。メリハリがある人になりたいというか。簡単に言えば、普段はちゃんとお仕事してて、見えないところで人に甘えたりっていうのが大人じゃないですか。私はずっとまわりに甘えている状態だと思います。家にいる時と、親といる時、友だちといる時、お仕事をしている時の感じが差がないんですよね。甘えている状態を人前に見せているのは今だけにしとかないと、大人になってもこのままだと危ない（笑）」
AKBでは“センター”として、否応なしにグループを引っ張ることを要求されていたものの、実際には自分のことを「まわりに甘えている」と分析する前田。総選挙では度々1位を獲得し、圧倒的な人気を誇った彼女だが、結婚や子供を持つことに関しては、どう思っているのだろう？
「子供は30歳までには絶対欲しいです。マネージャーさんにも言ってるんです。『私、26歳までに結婚します』って。『いいんじゃない？』って言われますね。今、結婚するんだったらおかしいと思うんですよ。『大丈夫、この子？ ちょっと血迷ってない？』みたいになっちゃうんと思うんですけど、26歳ぐらいなら、女の子なら別に普通じゃないですか。最後、普通ゾーンで結婚したいんです、私は（笑）」
26歳で結婚することを「普通」と表現した前田敦子。そんな彼女にまわりの人間は「25、26で結婚できると思ってるだろうけど、そうはいかないよ」と言うそうだが、彼女は「普通に恋愛して、普通に結婚をして、普通の人生を歩みながらお仕事をするのって、とっても大事なんじゃないかなと思うんですよ」と、“普通”に対して強い意志を示している。
◆『クイック・ジャパン』vol.110（2013年10月12日発売／太田出版）
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