「オブワンダー」CD発売ライブ・トークイベントリポート

カルチャー
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クリエイターズユニット『xxx of WONDER(オブワンダー)』のCD発売記念ライブ&トークイベントが7日、渋谷のカルチャースペース2.5Dで行われた。

オブワンダーとは、南波志帆、Dr.Usui、フレネシ、岸田メル、Julie Wataiと、それぞれ一線で活躍するアーティストからなるユニット。

「マジックヴォイス」と評される歌声を持つ南波志帆はボーカルとして、エレクトリック・スカ・バンド(M)otocompoのDr.Usuiは作曲、能年玲奈もファンということで話題のミュージシャン・フレネシは作詞、人気イラストレーター岸田メルはジャケットイラスト、自身のプロジェクト「ハードウェアガールズ」が国内外で高い評価を得ているJulie Wataiはアーティストフォト&VJ担当と、それぞれの個性を活かした活動で話題を呼んでいる。

この日は二部構成で、イベントの開始から1時間はトーク。5人が勢揃いし、楽曲の製作過程の裏話や、プライベートのこと、それぞれどんなアダ名で呼び合っているかなど、終始笑いの絶えないトークが繰り広げられた。途中からリードトラック『明晰夢マドンナ』のMVを手がけた名嘉真法久(ナカマノリヒサ/エイプリルズ)も参加、いろんなアイデアが散りばめられた個性的なMVの制作過程などを明かした。

いよいよ二部はライブ。ファーストミニアルバム『WONDER of WONDER』から4曲が披露された。楽曲はどれもクオリティの高いものばかり。岸田メルのヲタ芸も飛び出し、会場を沸かせた。

楽曲制作にとどまらない活動を視野に入れているとのことで、次はいったい誰がフィーチャーされるのか、今後の活動展開が大いに楽しみだ。

Photos by Izumi Kumazawa

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。