稽古場建設中の小栗旬に鈴木亮平「ちょっとやっぱりおかしい」

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まだ10代だった1998年にドラマ『GTO』で注目を集め、『花より男子』(07年)で一気にスターとなった小栗旬と、大学卒業後の06年にデビューを果たした鈴木亮平は、現在ともに31歳。2人はプライベートでもとても仲が良いそうだが、俳優として互いをどのように見ているのだろう? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.115で、2人はこのように語っている。

小栗 「俺の好きな俳優の鈴木亮平さんってことで言うと、『シュアリー・サムデイ』(10年)の撮影中、あるシーンを撮り終えた亮平が、ガラスに映る自分に向かって、撮り終わったシーンの台詞をずーっと練習していたんですよ。それを見て『面白い俳優さんだな』と思って(笑)」

『シュアリー・サムデイ』は、小栗が初監督を務めた作品。その“奇行”の理由を、「僕、撮る前はあまり練習しないんですよ」「終わってから『果たしてあそこはあれで良かったのか? 他のやり方もあったんじゃないか』って気になるんです」と説明する鈴木だが、彼の目には、小栗はどう映っているのか?

「最近の旬くんがどんな風に現場に向かっているかはわからないですけど、人生の向かい方とかは、すごく自分と似ている気がすると勝手に思ってます。立場が違うから厳密には違いがあるとは思いますけど、タイプとしては一緒。苦しいくらい熱くて、芝居がすごく好きで、それに対して努力をしておきたい。僕の立場でそれをやるのは簡単ですけど、旬くんみたいに上の立場にいて、黙っていても仕事がくる中で努力し続けられるのはすごいことだと思います」

鈴木によれば、小栗は現在、稽古場を建てており、「俳優が自分たちを向上させていけるような場を作りたい」(鈴木談)と、考えているのだとか。そんな小栗を鈴木は、

「自分だけでなく、役者みんなで向上していこうよというこのストイックさは、この若さでは今まで誰も実行してこなかったと思いますし、ちょっとやっぱりおかしいですよね(笑)」

と、評している。

◆『クイック・ジャパン』vol.115(2014年8月11日発売/太田出版)

【関連リンク】
『クイック・ジャパン』vol.115

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。