天下一の茶人・古田織部の名品がずらり 「没後400年 古田織部展」

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12月30日(火)より、東京・銀座の「松屋銀座」にて、武将茶人・古田織部の展覧会『没後400年 古田織部展』が開催される。

古田織部は1543年(44年説も)に美濃国(現在の岐阜県)に生まれ、信長、秀吉、家康に仕えた安土桃山時代の武将。千利休のもとで茶の湯を学んだ織部は、利休の死後、「歪んだ」「焼きそこない」などと評された創意工夫に溢れた茶道具を作らせて“天下一の茶人”と呼ばれ、彼がデザインした茶道具や建築などは「織部好」と言われ、大流行した

同展は、織部の没後400年を迎えるにあたり、ゆかりの茶道具、約150点を紹介するもの。織部が生み出した斬新な茶碗、水指、竹茶杓、手鉢など茶道具・会席道具の名品や、千利休書状など、日本文化史上でも特筆すべき桃山文化をリードした織部の品が会場を飾る。

『没後400年 古田織部展』は2014年12月30日(火)~2015年1月19日(月)まで、松屋銀座(中央区銀座3-6-1 東京メトロ「銀座駅」直結)にて開催。開場時間は10:00~20:00(12月31日は18:00まで、1月2日は19:30まで、最終日は17:00まで。1月2日は9:30開場)。1月1日(祝・木)は休業。入場料は一般1000円。

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没後400年 古田織部展-松屋銀座

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。