丹下健三が撮った写真から「丹下健三の視点」を知る展覧会

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1月23日(金)より、東京・乃木坂の「TOTOギャラリー・間」にて、戦後日本を代表する建築家・丹下健三の作品や建築家像について検証する展覧会『TANGE BY TANGE1949-1959/丹下健三が見た丹下健三』が開催される。

丹下健三(1913~2005)は、日本のみならずアジア、アフリカ、ヨーロッパなどでも巨大建築や都市計画などを手がけ、「世界のタンゲ」と呼ばれた建築家、都市計画家。代表作には、広島平和会館原爆記念陳列館(1953年)、旧・東京都庁舎(57年)、東京カテドラル聖マリア大聖堂(64年)、代々木体育館(64年)、ナイジェリア新首都都心計画(82年)、東京都新庁舎(91年)などがある。

同展は、丹下自らが撮影した写真を通じて、丹下の処女作・広島平和会館原爆記念陳列館のプロジェクト開始から、初期代表作である香川県庁舎完成までの10年間をたどるもの。古今東西の名建築を数多く撮影し続けた丹下の写真によって“丹下が見た風景”を確認することで、稀代の建築家が建築とどう向かい合い、思索にふけったのかを知る展覧会となっている。

『丹下健三が見た丹下健三』展は、2015年1月23日(金)~3月28日(土)まで、TOTOギャラリー・間(港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル3F 東京メトロ「乃木坂駅」徒歩1分)にて開催。開館時間は11:00~18:00。休館日は日曜、月曜、祝日(3月22日は開館)。入場料は無料。

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TANGE BY TANGE1949-1959/丹下健三が見た丹下健三

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。