種類豊富なフルーツ缶詰 「バナナ」や「イチゴ」が無い理由
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種類豊富なフルーツ缶詰 「バナナ」や「イチゴ」が無い理由

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『ケトル VOL.25』 Nao☆、伊藤弘、南馬越一義、岸勇希、市川紗椰、河瀨直美、石川竜一、篠原ともえ、西田…ほか

これからの季節、冷やして食べると美味しいのがフルーツの缶詰。デパ地下やスーパーなどを訪れると、白桃やパイナップルなど、多様なフルーツ缶詰がありますが、缶詰にできないフルーツもあるのでしょうか?

東洋食品工業短期大学の朝賀准教授に伺うと、基本的にはすべて缶詰にできるとのこと。ただし、バナナやメロンといった酸味の少ないフルーツはあまり向かないようです。その理由は、

「缶詰を作る時、長期保存できるように加熱殺菌するのですが、酸味が強いものは温度が低く短時間で済むのに対して、酸味の少ないものは高温で長時間の過熱が必要となり、味や見た目が変わってしまう」

とのこと。ちなみに、バナナの場合は120度で4分相当の加熱殺菌をしなくてはいけないため、試作した時は焼き芋のような匂いになったそうです。

逆に酸味はあっても缶詰に向かないフルーツもあります。それはイチゴ。加熱殺菌によって赤い色素(アントシアン)が溶け出すため、果肉の色みが悪くなり、味もシラップ漬けにすると薄いジャムのようになるのだとか。日本にはジャム文化が根付いていますから、需要が無いというのが実際のところのようです。

◆ケトル VOL.25(2015年6月13日発売)

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