伝説のバックスクリーン3連発 3人のバットを拝める場所があった

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今をさかのぼること30年前の1985年4月17日、甲子園球場での阪神・巨人戦の7回裏。2点を追う阪神の3番打者・ランディ・バースが、槙原寛己の初球をバックスクリーンに叩きこむ3ランホームラン。続く掛布雅之、岡田彰布もまさかのバックスクリーン3連発──今も阪神ファンの間で伝説として語り継がれる3連発の神々しきバットが目の前に見られる場所が、富山県に存在します。

大正末期より木工産業が盛んな南砺市福光町は、木製バットの生産量が日本一。同地区に存在する「南砺バットミュージアム」では、地元職人が手がけた長嶋茂雄、落合博満、金本知憲ら名選手のほか、ベーブ・ルースら大リーグのレジェンドたちが使った500本以上のバットが展示されています。

同館には、「T44(=バース)」「T31(=掛布)」「T16(=岡田)」と背番号が刻まれた福光産のバットも展示されています。工場で眠っていたバットを引き取った館長の嶋さんは1本1本磨き、1年半かけて選手名や所属球団などのデータを整理。伝説の3本も見事に蘇ったそうです。

「どんなにおじいさんであっても、ここに来た人はみんな野球少年に戻る」と、嶋さんは語っています。館内には、グリップ部分が割れたミスターのバットや、「このラインから下を細くなるように」とオーダーが書かれた金本アニキなどのバットも存在。プロ野球ファンなら胸が熱くなること間違いなしのスポットなのです。

◆ケトル VOL.26(2015年8月11日発売)

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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