バカリズム 客観性と洞察力を育んだ「過酷な小学校時代」を語る
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バカリズム 客観性と洞察力を育んだ「過酷な小学校時代」を語る

週1のレギュラー番組を7本抱え、ラジオやCMにも引っ張りだこの「バカリズム」こと升野英知が、今年40歳を迎える。その独特の視点や感性が高く評価される升野だが、年齢を意識することはあるのだろうか? 8月12日発売の『クイック・ジャパン』vol.121で、升野はこのように語っている。

「バナナマンさんや東京03さんとか、周りの人たちがちょっと先に40歳になっているので、何も気にしてないですね。ただ、10代とか20代の人に会うと『うわあまだめちゃくちゃ生きられていいな』『いろいろやれるじゃん!』と思います」

自らの20代については、「バイトとかが大変でけっこう苦労した」と振り返る升野。そんな苦労が報われた升野だが、彼の優れた客観性や洞察力は、いつ、どうやって養われたのだろう?

「環境ですかね。小学校のときから、派閥争いとか権力争いがあったんですよ。だからいかにうまく立ちまわるか、いかに嫌われないようにするか、自分が今どう映っているかを気にしなきゃいけない環境だったんで」
「僕、同級生にあんまり好かれてなかったんです。ちょっと乱暴な部分があったんで。あのときに何をするとどう思われて嫌われるのかを意識し始めたんだと思います」

当時は、クラスの権力者ともめてケンカになったために、クラス全員に無視されるようなこともあった升野だが、

「みんなは僕と喋りたい喋りたくないじゃなくて、喋るなという命令を受けていて、殴られないために喋らないだけだから、しょうがないな、と思いました」
「その子が俺のことを嫌いじゃないならまあいいやって感じですよね。そういうことがけっこうあったんで、『こいつ今何考えてんだろ』とは思うようになりました」

と、その時すでに、今に通じる客観性は発揮されていたのだとか。常に複数の視点から物事を観察する“メタの視点”は、幼き日の過酷な環境によって育まれたようだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.121(2015年8月12日発売/太田出版)

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