Shiggy Jr.の“いけもこ”が常に意識する「私がやりたいこと」

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今年6月にメジャーデビューを果たしたShiggy Jr.(シギー・ジュニア)の2枚目のシングル『GHOST PARTY』が10月に発売された。インディーレーベルからは2013年にアルバムを出していたShiggy Jr.だが、メジャーデビューするまでになぜ時間がかかったのか? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.122で、“いけもこ”ことボーカルの池田智子はこのように語っている。

「ファースト・アルバムを出した時点で、そういう(=メジャーデビューする)お話はいただいていたんですけど、とりあえずセカンドを出すまでは自分たちだけでやり切るつもりでした。というのも、たとえばブッキングとか、物販みたいな仕事をある程度は自分たちでこなせないと、いざこうして恵まれた環境にきたときに、バンドのまわりで何が起きているかわからなくなっちゃうような気がして」

しかし、バンドが成長していくうちにだんだんと手が回らなくなり、「ここからは皆さんの手を借りよう」という決断を下した彼女たち。その際、レーベルや事務所には「自分たちがおもしろいと思ったことだけを発信させて下さい」と、何度も伝えたそうだが、その精神はニューシングルにも通じるもののようだ。

「私、茂幸くん(原田茂幸/ギター)が書いた曲のいちばんのファンでもあるんです。それに、自分が苦しみながら書いた曲を誰かに歌わせるのって、きっと我が子を預けるみたいな気持ちに近いと思うんですよね。だからこそ、『この曲のいいところを損ねないようにしなきゃ!』っていう意識が私には常にあって。というか、私がやりたいことってそれなんですよね。茂幸くんが書いた曲を、いちばんいい形でみんなに聴いてほしいんです」

そのために彼女が心がけているのは、「歌の技術に関することは当然として、ステージ上で堂々としていることかな(笑)」だとか。ポップな曲調のShiggy Jr.と、印象的な声を持つ“いけもこ”は、音楽シーンで注目の存在となりそうだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.122(2015年10月13日発売/太田出版)

【関連リンク】
『クイック・ジャパン』vol.122

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。