ラグジュアリーブランドに学ぶ最新のブランドコミュニケーションとは?

学び
スポンサーリンク

シャネル、メルセデス、ルイ・ヴィトン――世界的に知られる、これらラグジュアリーブランドがここ数年の間で大きく変わろうとしているのをご存知でしょうか。

例えば、イギリス発のブランド「バーバリー」は今年の1月、ロンドンで行ったメンズコレクションの発表会で、その様子をオフィシャルサイトやSNSで、リアルタイムで配信しています。一昔前までは、限られた人しかショーに招かれることはなく、かつその内容を一般の消費者がリアルタイムで見ることはほぼ不可能でした。しかし、バーバリーはそのランウェイの常識を覆すような取り組みを導入しているのです。

こうしたラグジュアリーブランドの変化の背景には一体何があるのでしょうか。その答えを探った一冊が、先月、集英社より出版された『売らずに売る技術 高級ブランドに学ぶ安売りせずに売る技術』です。

同書には著者の小山田裕哉さんが取材を重ねた数々の事例の中から、ラグジュアリーブランドの変化として象徴的な取り組みがピックアップされており、これらの事例を踏まえ、ラグジュアリーブランド以外にも活かすことのできるコミュニケーション戦略のメソッドがまとめられています。

そして来る2月25日には、同書の発売を記念したトークショー「新しい消費者と、売り手はどう向き合うべきか。 売り手と買い手の新しいコミュニケーションのあり方」も、東京・南青山で開催が決定。当日は著者の小山田さんをはじめ、ライゾマティクス齋藤精一さん、ファーフェッチジャパン石渡万希子さん、レクサス高田敦史さん、ニューズピックス佐々木紀彦さん、そして博報堂コンサルティング首藤明敏さんらが登壇し、ラグジュアリーブランドから学ぶ「売らずに売る技術」についてのトークを繰り広げます。

2016年、最新のブランドコミュニケーションの形が見えてくるかもしれません。

【関連リンク】
『売らずに売る技術』発売記念トークショー「新しい消費者と、売り手はどう向き合うべきか。売り手と買い手の新しいコミュニケーションのあり方」|集英社ビジネス書

【関連記事】
不人気商品が瞬く間に大人気に コピーライターが教える魔法のフレーズ
材料はほぼ同じ オイルサーディンとアンチョビの違いは?
「卵」と「玉子」 日本語にはなぜ2種類の「たまご」が存在?
バーの店主も感心した「スマートに女性に1杯おごるセリフ」

※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。