「きょうの料理」の伝説回 「塩むすびで15分」「伝説の酢豚を再現」
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「きょうの料理」の伝説回 「塩むすびで15分」「伝説の酢豚を再現」

Amazonより
『ケトル VOL.34』 CHI-MEY、ヒャダイン、久保田雅人、倉本美津留、山本シュウ、山里亮太、後藤繁榮、…ほか

12月14日発売の雑誌『ケトル』は、特集のテーマとして「Eテレ」をピックアップ。「攻めてるEテレが大好き」と題し、Eテレの人気番組の出演者や関係者へのインタビュー、数字で見るEテレの歴史、著名人による「私とEテレ」など、Eテレにまつわるあらゆる情報を紹介しています。今回は、今年で放送開始60年目に突入した『きょうの料理』の伝説の放送回を紹介します。

(1)「塩むすびの作り方に15分」(2014年10月30日放送)

『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)にも取り上げられた伝説の回は、手に塩をつけておにぎりを握るだけで15分。しかし手の洗い方から教えることで、見事に時間を使い切りました。

そこで土井善晴さんが伝えたかったのは、料理に愛情を込めることの大切さ。別番組に出演した際、家庭料理の意義について、「無理をして作らないこと。できることをやること。家族を思う気持ちで作る料理に義務感は必要ありません」と語った土井さんらしい回でした。

(2)「たまごサンドの作り方に15分」(2013年4月11日放送)

こちらも土井善晴さんが手がけた超シンプルレシピ。調理過程のほとんどを「スクランブルエッグの作り方」に費やし、放送時間の大半は超弱火でたまごを温め、かき混ぜている様子でした。

一向に変わらない作業風景を見せることで土井さんが伝えたかったのは、「こうして時間をかければ誰でもふわふわのスクランブルエッグが作れる」ということ。手順を省略してしまっては伝わらないどころか、むしろ強火で焦がしてしまう人が多いことから、15分かけて伝えることにしたのです。

(3)「ブロッコリーはステーキだ」(2016年11月3日放送)

「手抜き料理がうちの看板料理!」と断言している平野レミさん。そう語るのも、家庭料理に時間をかけられる人は滅多にいないことを知っているから。「こうすべき」という常識を打ち破ることで、手作りのハードルを下げようとしているのです。

そんな平野さんは、スペシャル生放送「月刊きょうの料理」で、ブロッコリーを半分に切ったステーキを披露。「ブロッコリーは丸ごと食べたほうがうまい!」と平野さんも言うように、実際に食べた人はみな、見た目のインパクトに反した美味しさに驚く一品です。

(4)「伝説の酢豚を再現してみた」(2015年5月28日放送)

『きょうの料理』は手軽なレシピを解説するだけではありません。プロもあまり知らない貴重な技も紹介してくれます。谷原章介さんが伝説の料理を探求するシリーズでは、昭和30年代に著名な料理人たちが本場の中華料理を研究する過程で生み出した、日本料理史にその名を刻む「聖堂式レシピ」を発掘。その中でも番組では、特に伝説といわれている「聖堂式酢豚」を披露しました。

中華料理店でも滅多に食べられないレシピは、手間はかかるものの、家庭で再現する価値のある味わいのものでした。

◆ケトル VOL.34(2016年12月14日発売)

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