「始祖鳥」や「種の起源」の原稿も登場 『大英自然史博物館展』

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3月18日(土)より、東京・上野の国立科学博物館にて、イギリス・ロンドンの大英自然史博物館から選りすぐった至宝を紹介する特別展『大英自然史博物館展』が開催される。

大英自然史博物館(「ロンドン自然史博物館」とも呼ばれる)は、世界最大級の自然史標本コレクションを所蔵。年間500万人が訪れる、ロンドン屈指の観光スポットとしても人気を集めている。同館は、17~18世紀にかけて博物学関係の品を集め、後に大英博物館創設の立役者となったハンス・スローン卿のコレクションを源流として1881年に開館。世界中から集められた動植物、化石、岩石、鉱物の標本や、図書、絵画のコレクションは8000万点に達している。

会場には、鳥類なのか恐竜なのかいまだに議論が続く「始祖鳥」、チャールズ・ダーウィンの『種の起源』の手書きの原稿のほか、人類史を揺るがせた捏造事件「ピルトダウン人」の頭がい骨片、所有すると必ず呪われるといわれる「呪われたアメジスト」、キャプテン・クックの太平洋航海で採集された植物の図鑑『バンクス花譜集』などが登場。世界的に貴重な資料を、間近で堪能することができる。

『大英自然史博物館展』は、2017年3月18日(土)~6月11日(日)まで、国立科学博物館(台東区上野公園7-20 JR「上野駅」徒歩5分)にて開催。開館時間は9:00~17:00(金曜と土曜は20:00まで。4月30日~5月4日は18:00まで)。休館日は3月21日(火)、4月10日(月)、4月17日(月)、4月24日(月)、5月8日(月)、5月15日(月)、5月22日(月)、5月29日(月)。チケットは一般1600円。

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大英自然史博物館展

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。