20世紀を代表する彫刻家の代表作がずらり 『ジャコメッティ展』

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6月14日(水)より、東京・六本木の「国立新美術館」にて、20世紀を代表する彫刻家・アルベルト・ジャコメッティの展覧会『ジャコメッティ展』が開催される。

ジャコメッティ(1901~1966)はスイスで生まれ、フランスで活躍した彫刻家。画家の父の影響で10代の頃から芸術に目覚めたジャコメッティは、20歳でパリに出た。そこでアフリカやオセアニアの彫刻やキュビズムを吸収した彼は、シュルレアリスムを経て、モデルと向き合ったスタイルに。身体を線のように長く引き伸ばした独自の造形を生み出した。

同展は、世界3大ジャコメッティ・コレクションのひとつ「マーグ財団美術館」(フランス)の全面的な協力により実現したもの。会場には、あらゆる時代の代表作が揃うほか、素描、版画、記録写真、実現しないまま終わったニューヨークの広場のために制作された3点の大作『歩く男I』『女性立像II』『大きな頭部』が登場。初期から晩年まで、彫刻約50点、絵画約5点、素描と版画約80点が出品される。

『ジャコメッティ展』は、2017年6月14日(水)~9月4日(月)まで、国立新美術館(港区六本木7-22-2 東京メトロ「乃木坂駅」すぐ)にて開催。開館時間は10:00~18:00(金曜、土曜は20:00まで)。休館日は火曜日。チケットは当日一般1600円。

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ジャコメッティ展-国立新美術館

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。