『澁澤龍彦のアヴァンギャルド』展 Bunkamura Galleryにて

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12月1日(金)より、東京・渋谷のBunkamura Galleryにて、澁澤龍彦が独自の視点で見出した作家たちの作品を紹介する『澁澤龍彦のアヴァンギャルド』が開催されている。

澁澤龍彦は1928年に生まれ、東京大学を卒業後、文学者の道へ。マルキ・ド・サドの翻訳が猥褻罪に問われた「悪徳の栄え事件」で知られる澁澤は、小説のほか、幻想、異端、異形、エロスなど、人間の暗黒面に着目したエッセイ、評論を数多く残した。

この展覧会は、ポーリーヌ・レアージュの『O嬢の物語』でデビューした金子國義や、球体関節人形で知られる四谷シモンほか、澁澤に寵愛・影響を受けた作家の作品を紹介するものだ。会場には金子、四谷のほか、澁澤龍彦が独自の視点で見出した合田佐和子、細江英公や、澁澤が日本に紹介した海外作家の作品が登場。独特の美的感覚で読者を魅了した澁澤ワールドが堪能できる。

『澁澤龍彦のアヴァンギャルド』は、2017年12月1日(金)~12月10日(日)まで、Bunkamura Gallery(渋谷区道玄坂2-24-1 JRほか「渋谷駅」徒歩8分)にて開催。開館時間は10:00~19:30。料金は無料。

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。