国民的詩人の現在に焦点をあてた『谷川俊太郎展』 小山田圭吾とのコラボも

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1月13日(土)より、東京・西新宿の「東京オペラシティ アートギャラリー」にて、日本を代表する詩人・谷川俊太郎の現在に焦点をあてた展覧会『谷川俊太郎展』が開催される。

谷川俊太郎(1931~)は、1952年に詩集『二十億光年の孤独』でデビュー。『月火水木金土日の歌』(1962年)で日本レコード大賞作詞賞、『マザー・グースのうた』(1975年)で日本翻訳文化賞、『日々の地図』(1982年)で読売文学賞、『シャガールと木の葉』『谷川俊太郎詩選集1~3』(2005年)で毎日芸術賞を受賞したほか、『鉄腕アトム』の主題歌、『マザー・グースのうた』や『ピーナッツ』の翻訳、映画『東京オリンピック』(市川崑監督)の脚本、音楽家との協働など、各分野で素晴らしい業績を残してきた。

同展は、その仕事の幅広さゆえ、全体像を捉えにくい谷川の“現在”に焦点をあて、その暮らしの周辺を紹介するもの。会場では、谷川の詩とともに、彼が影響を受けた音楽やもの、家族写真、大切な人たちとの書簡、ラジオのコレクション、暮らしの断片、知られざる仕事が展示されるほか、小山田圭吾(コーネリアス)とインターフェイスデザイナー中村勇吾とのコラボ、同展のために書き下ろされた詩なども登場する。

『谷川俊太郎展』は、2018年1月13日(土)~3月25日(日)まで、東京オペラシティ アートギャラリー(新宿区西新宿3-20-2 京王新線「初台」駅徒歩5分)にて開催。開館時間は11:00~19:00(金・土は20:00まで)。休館日は月曜(2月12日は開館。2月13日は休館)、2月11日。入場料は一般1200円。

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谷川俊太郎展

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。