山本直樹の究極のエロティック・ストーリーが完結 『分校の人たち3』刊行

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〈田舎の小さな分校に通うドバシ(女)、ヨシダ(男)、コバヤシ(女)。
3人だけの楽しい時間に、今度は先生もやって来て…。

「ホラ あっち東京が見える」
「見えるわけないじゃん 東京なんて」
「あたし視力7.0あるから」〉

山本直樹の『分校の人たち 3』が、2月15日に太田出版から刊行され、究極のエロティック・ストーリーがついに完結した。

1960年に北海道で生まれた山本は、1984年に「森山塔」名義でデビューし、『Blue』『ありがとう』『フラグメンツ』『堀田』ほか、多数の作品を発表。雑誌『イブニング』連載の連合赤軍を描いた『レッド』は、第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した。

『分校の人たち』は、田舎の学校に通うたった2人の生徒、好奇心旺盛なドバシ(女)とヨシダ(男)の2人の遊びの中に、転校生のコバヤシ(女)がやってきて、遊びは次第にエスカレートしてゆき、少年と少女と、少女の三角関係が──という物語。昨年9月には、NHK Eテレ『SWITCHインタビュー・達人達』に山本と俳優・柄本佑が出演して対談し、同書が紹介された。完結巻となる『分校の人たち3』には、幻の中編「DOORS」(全96P)も単行本初収録されている。

なお、『分校の人たち 3』のAmazon販売については、Amazon側の規約上の判断により、商品登録当初から現在にいたるまで、本書の取扱いが取りやめとされている。

【関連リンク】
山本直樹『分校の人たち』特設サイト

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。