元乃木坂・伊藤万理華 初写真集で発揮されたクリエイティビティ

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昨年12月に乃木坂46を卒業した伊藤万理華が、2月に初の写真集『伊藤万理華写真集 エトランゼ』を発売した。メンバーの中でもファッションセンスが卓越していることで知られる伊藤だが、そのセンスは写真集でも存分に発揮されたようだ。2018年2月24日発売の『クイック・ジャパン』vol.136で、伊藤はこう語っている。

「(写真集で着ているのは)ほとんど自分の私服です。流れとしては、個展で私服を展示したんですね。でも、『そんな展示するほど自信あるの?』ってなるじゃないですか(笑)。だったら着ているところを見せたいなって。プロの方にアシストしていただきつつ、自分でスタイリングをして、ひとつの作品として見てもらえたらなと思いました。そこを引き受けることで、私もちゃんと制作側に立てるかなっていう気もしたんです」

昨年10月には個展も開催するなど、クリエイティビティには定評がある伊藤。ブログでも書かれたが、個展の開催が卒業を後押ししたそうだ。

「パルコさんからお話をいただいたタイミングがちょうど『あさひなぐ』(昨年公開の乃木坂46主演映画)のクランクアップの日だったんですよ。運が巡ってきてるって思ったし、個展で自分を全部出しちゃえばいいんだなって。そのときに直感で、グループからの卒業を決めた気がします。将来のための土台とか予定とかはなにも考えずに、『よし、次の段階へ行こう!』って」

乃木坂での6年間で、「自分はこれが好きなとか自分には合うなって思えるものを、たくさん見つけるものができた」という伊藤は、

「6年の間に出会って一緒にやってきた人とまたなにか作品を作るとか、自分に求められることがあるんだったら応えるとか、それが一番やるべきことだし、自分でも一番やりたいことなんです」

と、語っており、写真集以外でも彼女の才能が発揮されることになりそうだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.136(2018年2月24日発売/太田出版)

【関連リンク】
『クイック・ジャパン』vol.136

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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