女優・紅甘 自分の名前について「覚えてもらいやすいから得してるのかな」

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3月8日に公開された松居大悟監督の映画『アイスと雨音』に出演している紅甘(ぐあま)は、作家の内田春菊を母に持つ新進女優。映画『光』では、主人公を翻弄するミステリアスな同級生役を演じた彼女だが、芝居をするようになった経緯は何だったのか? 2018年2月24日発売の『クイック・ジャパン』vol.136で、紅甘はこう語っている。

「はっきりとしたきっかけはなくて、親の仕事の関係で幼稚園のころに初めてお芝居をして、今もその延長線上にいる感じです。9歳でこの事務所に入ったのは、『モデルやアイドルになりたい』『キラキラした世界に行きたい』という、子供ながらの『目立ちたい願望』があったから。でも、この事務所にはキラキラした仕事はなくて(笑)。ドラマや映画で演技の仕事をしていくうちに、演じることが自然と体に馴染んでいきました」

2007年に子役としてデビューし、2012年には映画『家をたてること』で初主演を担当。3月に高校を卒業した後は、進学をせずに仕事一本に絞ったそうだが、同じ表現者として母・内田春菊の存在はどのように影響しているのだろうか。

「影響はかなり大きいですね。いろいろな面で、ものすごく得をしてると思います。自分がやりたいことが早い段階で見つかったし、私にとってはすごくいい家に生まれたなと、いや、あの家に生まれたからこうなったのだろうけど」

母は紅甘のことを褒めちぎるそうで、「仕事に関しては信じないようにしているくらい(笑)」なのだとか。紅甘という個性的な名前については、「覚えてもらいやすいから得しているのかな」と、語っており、気に入っているそうだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.136(2018年2月24日発売/太田出版)

【関連リンク】
『クイック・ジャパン』vol.136

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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