長澤まさみ 「やり続けることでしか自信は得られない」

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現在放送中のドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)で、長澤まさみが久々に“月9ヒロイン”を演じている。ラブストーリー、時代劇、コメディと、さまざまな役をこなしてきた長澤だが、華々しいキャリアとは裏腹に、「ずっと自分に自信がない」という。これはいったいどういう意味なのか? 2018年4月14日発売の「ケトルvol.42」で、長澤はこう語っている。

「素の私は人見知りで、他人に性格をわかってほしいとあまり思わないタイプなんです。人からどう見られようが実は気にならない(笑)。お芝居の仕事は自分じゃないから好きなんですけど、タレントさんのように自分自身で勝負するような仕事はできないだろうなって思います」

2000年、数多くのスターを輩出した「東宝シンデレラ」オーディションのグランプリを、当時最年少で受賞。その後、2003年には初の主演作『ロボコン』で日本アカデミー賞新人賞を獲得し、翌年には社会現象にもなった『世界の中心で、愛をさけぶ』に出演したことで、若くして大きな注目を集めるようになった長澤だが、戸惑うことも多かったようだ。

「10代の頃は特に取材が得意じゃなくて。『長澤さんはどういう性格ですか?』って聞かれても、若いときの価値観なんて自分でもわからないじゃないですか。思わず考え込んで取材相手の方を困らせたり、そのとき演じていた役の感情で答えたりして。あとから記事を読み返しては、『違うなあ……』って反省することが多かったですね。

経験を重ねることで鍛えられ、少しずつできるようにはなってきましたが、今も『自信がある』というわけじゃないんです。『やり続けることでしか自信は得られない』ことがわかってきたというのが近いですね」

そんな彼女も昨年30歳という節目の年齢を迎え、今やすっかり大人の女性。この後には、6月1日公開の主演作『50回目のファーストキス』を控えており、まだまだ彼女の勢いが止まることはなさそうだ。

◆ケトル VOL.42(2018年4月14日発売)

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ケトル VOL.42

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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