『Quick Japan』vol.139は西加奈子特集 新作短編『雨男』を収録

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8月21日(火)に発売される『Quick Japan』vol.139が、表紙&巻頭特集で小説家の西加奈子をピックアップ。人気小説家を40ページにわたって特集している。

西加奈子は2004年に『あおい』でデビューし、『通天閣』(2007年)で織田作之助賞、『ふくわらい』(2013年)で第一回河合隼雄物語賞を受賞。2015年に直木賞を受賞した『サラバ!』は、累計売上部数が100万部を超える大ヒットとなった。

巻頭には、Quick Japan のために書き下ろした新作の短編『雨男』を収録。西が描いた絵が表紙になった豪華な綴じ込み付録となっている。特集冒頭のインタビューページには、読書家として知られる欅坂46の長濱ねるが登場。「西作品を読まないのはもったいなさすぎ!」と話す彼女が、『雨男』の第一号読者となり、思いを語っている。

また、お笑い芸人・作家の又吉直樹が、西とともに夜の博物館を訪問。展示品からインスピレーションを受けたふたりが、オリジナルの立体作品を制作。「自由に鑑賞し、創作する」ことの魅力を語り合っている。

さらに第2特集では、テレビ東京の生放送番組『青春高校3年C組』を取り上げ、秋元康が「理想のクラスを作りたい」とはじまったこの番組について、現場の声を取材。16~20歳の素人で構成される生徒たちの生の声や、千鳥などクラスの担任7組の芸人たちが青春時代を振り返る特別企画、そして副担任を務めるNGT48・中井りかへのインタビューも収録。第3特集はライジングプロダクションで、DA PUMP「U.S.A.」の大ブーム、荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー」の再ブレイクなど、社長の平哲夫氏を筆頭に所属アーティストを直撃している。

『Quick Japan』vol.139は2018年8月21日(火)発売。定価は1000円+税。

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クイック・ジャパンvol.139

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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